Reactor / Super cold ice climbing day
ブラックダイアモンドのアイスツール、『リアクター』。アイスクライミング、ミックスクライミングと幅広く対応しているモデル。今までアイスアックスは友達に借りていましたが、今シーズンはアイスクライミングに行く機会も増え、徐々にはまってきているので思いきって購入しました。
早速使ってみようと、Jiro君に誘われてカナナスキスエリアにあるムーンライトというルートへ行ってきました。他のメンバーはカナダ人のBrianとKendra。
この日の気温-25℃。こんなに寒い日に登りにいったことはないけど、どんなものか行ってみよっかと行ってみたところ想像以上に辛い体験をすることになった。
ビレイしている時は我慢できる寒さや冷たさだったが、いざ登りだすと徐々に指が凍り付いてきてだんだん痛くなってくる。それでもなんとか我慢して登っていると指と手の感覚が無くなってきて1ピッチ目の終了点に着くころにはアックスを握っている感覚もなくなっていた。すぐに指先に血流を送るために、手を叩いたり振ったりしていると今度は感覚が戻ってくる分、指が想像を絶する痛みに襲われた。足のつま先の感覚もなくなってきて凍傷になりそうだったので、これ以上登るのは危険と思い降ろしてもらう。いやーこんな日に登りに行くのはあまりいいアイディアではなかったけど、-25℃で登るとこんな感じかということがわかったのでよしとするか。
ということで握っている感覚すらなかったので『リアクター』の感想はよくわからなかった。
また暖かい時に登ったときに感想を書きます。
Climber : Jiro
by ryokawashima
| 2009-01-29 02:10
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